こんにちは!
肩関節専門治療院 みなみ鍼灸接骨院です!
今回は「番外編」
バッティングについてです。
中学生の野球選手が
腰痛を訴えられました。
腰痛の症状はよくなってきたのですが
野球をやる上では
バッティングのスイングは
腰に負担がかかりやすい動きです。
その確認と、
スムーズな動きを覚えてもらうために
何種類かのエクササイズを
していただきました。
上記の写真は、
一種類だけの写真になりますが
他にもスムーズな動きを引き出すための
エクササイズを行ないました。
最後に、ネットに向かって
ティーバッティングを行なった後
感想を聞いてみると
「打ちやすくなった!」
と、言っていただけました!!
バッティングは、
体を回旋する動きですが
「腰を回す」
動きはあまりないと言ってよいでしょう。
なぜならば、
腰の骨に横方向に回す
「回旋」
の動きはほぼできません。
動かせても5度~15度くらいです。
では、なぜ
バッティングフォームのように
大きく回すことができるのでしょうか。
それは、
「股関節」
と、腰の骨の上にある
「胸椎(きょうつい)」
で動かしているからです!
股関節と胸椎は大きい動きがとれます。
そのため、
腰椎に回旋の動きが取りにくくても
しっかり大きく回すことができるのです!!
しかし、その股関節と胸椎の動きが硬さなどにより
制限されてしまうと
足りない動きを
腰椎(腰の骨)でとろうとします。
元々、腰椎は回旋の動きには向いていないのに
その動きを強いられてしまうため
腰痛や疲労骨折となって出てしまうことが
多々あります。
そうならないように
しっかりとした
柔軟性と力
あとは、
正しい動き
ができれば、ケガなどは
予防することが出来るのではと
考えております。