施術について

当院の施術は、とても軽くゆっくり行います。

最初、とても驚きました。

初めて、この技術に出会った時、

とても驚きました。

 

これまで施術していた技術や

マッサージよりもとても効果が高い、

そして、その場で体の変化が

実感していただけるのです。

実際の医療現場でも使われています。

  

 

当院では、水泳や野球のアスリートも多数、

来ていただいております。

アスリートは、自分の体をいつも万全の状態

にしたいと思っています。

そのために、トレーニングや練習を

たくさん行っています。

 

しかし、いつも良い状態をキープできるか

というと、そうではありません。 

  

どうしたらよいのでしょうか。

 

コンディショニングやケアの方法は、

かなり進歩を遂げて、

ストレッチングやマッサージ以外にも

現在、いろいろな方法があります。

 

その、良い状態をキープする

一つの方法として

当院の施術方法があります。

 

水泳、野球、その他の

オーバーヘッドスポーツ

においては、「肩」をよく使います。

繰り返し何回も、同じ動きをしなければ

なりません。

 

繰り返し使えば、練習前や試合前と同じ、

ということはありません。

それどころか、

かなり強い負荷がかかるため、

筋肉は疲労し、そして、硬くなります。

硬くなっても、ストレッチングなど行えば

良いのですが、なかなかできないことも

多いですよね。

 

さらには、その状態を放置した場合、

自身の体の状態を気づいていない

こともあります。

自分の体の状態をわからないまま、

練習や試合を行えば、

どうなるでしょうか。

 

いつの間にか、動きが悪くなったり、

痛みが出てくることになります。

 

痛みが出れば、1カ月から3カ月、

続いてしまうことはよくあることです。

その間に、レギュラーを取って代わられたり

大事な試合に間に合わなかったり・・・。

そうなったら、

これまでの努力が報われない可能性も・・・。

 

 

そうならないように、常日頃から、

体には気を配り

 

痛みが出る前に予防で、

痛みが出てからのケアで、

試合前のコンディショニングで、

練習後や試合後のリカバリーで、

 

それらの一環として

当院を利用していただいております。

 

 

なぜ、継続してきてくださるのか。

  

 

当院に来ていただくスイマーや

野球選手は、その後も、

継続して来院して

くださることが多いです。

 

 

選手によって、

月2回、や、週2回、週1回など

そして、時期によっても

いろいろですが、

 

現在、来院中の選手で、継続して

 

3~4年

 

になる方もいらっしゃいます。

 

 

それは、

 

効果がはっきり実感できる

 

からです。

 

 

当院では、マッサージのように

押したり、もんだり

することはありません。

ボキボキすることもありません。

 

弱い力で、関節や筋肉を動かします。

患者様と一緒に、

動かしていただくことも

多くあります。

 

どうして一緒に動かしていただくのか

 

 

それには、理由があります。

 

元々、人間の体には

センサーがあります。

その、センサーがあることで、

咄嗟の危険を回避したり、

あるいは動きの中で、

筋肉の働きを抑制したりします。

 

例えば、熱いものを

不意に触ってしまったとき、

とっさに腕を曲げますよね。

その動きを引き出すのも

「センサー」が感知して

反射を使って素早く

「筋肉を縮ませる」

という信号を出しているからです。

 

または、単純に「関節を曲げる」

という動作にも

使われています。肘を例にあげると、

「肘を曲げる」

という動作は、

力こぶの筋肉が縮むことで

肘が曲げられます。

力こぶの反対側の筋肉は、

縮むのではなく

逆に、ゆるまねばなりません。

この「ゆるむ」ということにも

「センサー」が感知して

「緩め!」という信号を

出しているから緩むのです。

 

さらに、脳卒中で半身マヒの方は、

脳の中の運動を担当する機能が

うまく働くことができず、

筋肉に対して、適切な信号が送られません。

「ゆるむ」信号が送れないため、

マヒ側の腕や脚は緩むことなく、

常に力の入った状態で

関節が硬く、曲げ伸ばしが

スムーズにできないのです。

 

 

当院では、「筋肉がゆるむ」ための

センサーを応用し

施術を行っています。

 

刺激としては、

ごくごく軽く動かしたり

または、

ご一緒に動かしていただくことで

その「センサー」を

刺激することができます。

強い力ではなく、また、

ボキボキではないので

体にとっては安全に、

筋肉を緩ませることができます。

 

実際に硬くなってしまった筋肉は、

縮こまったままの状態であり、

伸ばしたり、また、

ちぢめたりすることが

しにくくなります。

 

そうなると、

関節可動域(関節を動かすことのできる範囲)

が狭くなってしまいます。

 

 

ストレッチング、マッサージとの違い

 

ストレッチングは、筋肉を伸ばすことで、

筋肉が柔らかくなり効果的なのですが、

硬い筋肉に対してのやり方によっては、

時間がかかったり、

なかなか伸ばしにくい部分があったり、

さらに、頑張って伸ばそうとして、

無理に伸ばすと、

細かい部分の筋肉の線維が切れて、

筋肉痛のような状態になるかもしれません。

 

マッサージでは、

筋肉を部分的に柔らかくしたり、

心地よい感覚を

もたらしたりしてくれますが、

筋肉の端から端までを触ることはできず、

また、

強く押されてしまうと「揉み返し」となり

翌日、強い痛みとなって、

ぶり返すこともあります。

 

 

当院の方法では、

強い刺激は入れません。

 

「ゆるむ」センサーを

軽く刺激していくことで

安全に筋肉全体を柔らかく

していきます。

 

しかも、原因となる筋肉を特定し、

的確にアプローチするので

偏った動きが改善され、

自然な動きを取り戻します。

 

さらに、血行もよくなるので、

筋肉の質を改善してくれます。

 

このような効果がある方法を

用いて施術します。

 

 

 

肩が痛いのに、肩以外を施術?

 

スポーツにおいて、肩の動きには

肩の関節をはじめ、

肩甲骨や背骨、体幹の機能も重要です。

 

当院の施術では、肩の症状があっても、

それ以外の部分も

しっかり見させていただきます。

 

それは、背骨や肩甲骨が

肩の土台と考えているからです。

 

 

実際の施術時間でも、

例えば、施術時間が1時間とします。

 

その中の30分は、

背骨、肩甲骨を施術します。

 

肩以外が改善して、

その後の30分に、

初めて肩関節を施術します。

 

肩関節と同じくらい、背骨や肩甲骨が

大事なんです。

 

 

このような流れで施術をすることで、

肩関節周囲の動きや痛みが改善されます。

 

 

良い姿勢も取りやすくなり、

パフォーマンスがよくなり、

ケガもしにくい状態になるでしょう。

 

実際に、施術を終わられた後は、

 

「あ、軽い!」

「さっきより、

 腕が上がる!」

  

などと言っていただけることが多いです

・肩関節

 肩関節は、肩甲骨と上腕骨の骨頭という部分で構成されています。

 肩甲骨側からいわゆる「インナーマッスル」が骨頭に伸びて

 動かす時の安定性を作っています。

 この、インナーマッスルが硬くなり、動きが偏ってしまうと

 骨頭が正常に動くことができず、関節内のいろいろな部分に衝突して

 インナーマッスルやその他の組織を傷つけ、痛みや炎症を引き起こします。

 インピンジメント症候群、インターナルインピンジメント、腱板炎、上腕二頭筋長頭筋腱損傷、

・肩甲骨

 肩甲骨は、上腕骨の骨頭と肩関節を構成します。

 それ以外に、首、背骨、肋骨、などからの筋肉もくっついています。

 その筋肉によって、肩甲骨が安定性を保ったり、

または、大きな動きができます。

肩甲骨周囲の筋肉が硬くなってしまうと、肩甲骨の動きを妨げ

肩関節の痛みや炎症を引き起こす原因の一つとなります。

姿勢にも、大きく関わってきます。

 肩の動きのためには、肩甲骨の動きがとても重要です。

 

・背骨、体幹

 肩甲骨の位置にある背骨は、「胸椎」といいます。

 胸椎の動きはかなり大きく、体幹を回旋させたり、前後に曲げることが

できます。この動きがあると、肩の動きもスムーズにできます。

 胸椎の動きが硬くなったり、背中が丸い状態になると

 肩甲骨の動きも悪くなります。

 

 肩が痛くなる方は、背中が丸かったり姿勢が偏っている方も多いです。