こんにちは!
肩関節専門治療院 みなみ鍼灸接骨院です!
今回は、平泳ぎの股関節の可動域についてです!
平泳ぎのキックの動きは、他の泳法に比べて
動きの特徴がありますね。
その中でも、
「股関節内旋」
という動きがあります。
このような動作の中で、
「股関節内旋」がしっかり入らないと
膝を傷めてしまう可能性があることは
先日、ブログにてお伝えしました。
では、その
「股関節内旋」
という動きを改善するためには
どうすればいいのか、
について、今回お伝えします。
上の写真は、県内中学生トップスイマーの
股関節内旋をチェックした際に撮影したものです。
左に比べて、右の可動域が若干、制限があるのが
お判りになると思います。
そこで、
簡単なエクササイズとストレッチングを
セルフで行っていただきました。
①股関節内旋エクササイズ
まずは、エクササイズで筋肉に刺激を入れていきます。
座った状態で、
膝をなるべくくっつける感じで
その状態から、足を外側に向けていきます。
外側に向けていき、止まってしまうところで、
1秒キープします。
それほど強い力でなく、
可動域いっぱいまで筋肉が縮む感じが出るように
してください。
10回×2セット
行います。
②股関節エクササイズ
次に、上の写真のように
四つ這いになっていただきます。
両ひざの間は、広めにとっていただきます。
骨盤前傾のまま、お尻を後方に引いていきます。
腰が丸まらないように気を付けてください。
股関節の横部分に、少し力が入ってくると思います。
その状態で、また、3秒キープしましょう。
10回×2セット
③四つ這いからの股関節内旋エクササイズ
次に、先程の股関節エクササイズの状態から
足を外側に捻ります。(股関節内旋)
交互に行います。
一番捻ったところで、また、3秒キープします。
片側10回×2セット
④股関節の前(腸腰筋)のストレッチング
次に、ストレッチングを行っていきます。
上の写真のようなポジションをとっていただきます。
まずは、軽く伸ばされる感じがあるところで
お尻(殿筋)を締めてみます。
(肛門を締める感じで行うと、殿筋が締まりやすいと思います。)
殿筋を締めることで、前に伸ばされる感覚が出てくると思います。
まずは、それで伸ばしましょう。
5秒キープして、10回行います。
その後、さらに伸ばしていくために、
少し、体重を前にかけてみましょう。
そのまま、30秒×2セット行います。
⑤臀部の深部(外旋筋)のストレッチング
臀部の深部にある外旋筋群、とくに梨状筋を伸ばします。
上の写真のように、うつぶせ状態から、
片方の膝を、体の前に来るように曲げます。
この状態で、お尻の奥が伸ばされる感覚が
あると思います。
今回は、臀部を伸ばすことが目的ですので
ここまでで、ストレッチングできますが、
反対の腕を上方向にあげると、背中や脇が
伸びてくるので、できたらやってみてください。
30秒×2セット
以上、五つのセルフエクササイズ、ストレッチングを
行っていただきました。
前後での写真で比較してみます。
エクササイズ、ストレッチング後の方が、
右の可動域が少し広がっています!
しかし、また練習などしているうちにまた、
硬くなってきますので、
エクササイズ、ストレッチングを
その都度、繰り返すことは重要です!
股関節内旋の可動域は、タイムとの関係が
ある、と言われていますので
これから本格的なシーズンに入る前に
継続して行ってみてはいかがでしょうか。
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